新人看護師は自立神経失調症になりやすい?⇒原因や症状を見てみる!

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新人看護師は自立神経失調症になりやすい?⇒原因や症状を見てみる!

 

新人看護師の体調が悪くて最近なんだかすぐれない・・・と感じている方の中には、自立神経失調症になっている人もいるかもしれません。

 

新人看護師,自立神経失調症

 

ストレスを抱えやすい新人看護師に多い自立神経失調症ですが、実際にどんな症状があってどんなことが原因で陥ってしまうのでしょうか。

 

対処法とともにまとめてみましたので、最近なんだか原因不明の不調が続いている・・・という人はチェックしてみてくださいね。

 

自律神経ってそもそも何?

 

自立神経とは、消化器、呼吸器、循環器などの身体の機能を調整してくれる役割を果たす神経のことを言います。

 

自律神経には、身体が起きて動いている時に活動する「交感神経」と、寝ている時や休んでいる時に活動する「副交感神経」との2つの神経があるのですが、普段はこの2つの神経が自分の中でうまく切り替わって働いていて、悲しい時には涙が出たり、驚いたときには心臓がドキドキしたりということもこの神経によって反応しています。

 

また、体温の調整も自立神経が機能して自動的に行ってくれていたり、体内に最近やウイルスが入りこんだ時には、免疫力を高めたりといった威力を発揮してくれたりもしています。

 

しかし、この機能がうまく調整できなくなってしまうことで、不調をきたして自立神経失調症になってしまうということがあるのです。

 

自立神経失調症ってどんな症状なの?

 

では、自律神経失調症とは具体的にどのようなものなのでしょうか。

 

自律神経失調症とは、不規則な生活リズムが続いたことで、先ほどあげた2つの自立神経がうまく機能しなくなり、身体に不調として現れる症状のことです。

 

症状としては

頭痛、耳鳴り、疲れ目、涙目、のどがつまる、動悸、めまい、立ちくらみ、冷え、息が苦しい、息ができない、息切れ、食道のつかえ、吐き気、下腹部の貼り、胃の不快感、手のしびれ、手足のしびれや痛み、冷え、多汗、汗が出ない、冷や汗、頻尿、尿が出ない、肩こり、関節の痛み、力が入らない、倦怠感、疲れやすさ、微熱、ほてり、食欲がない、眠れない、不安や恐怖心がある、イライラする、落ち込む、やる気が出ない…etc

といった様々な症状として現れます。

 

あなたもこうし症状が何かしら現れているのかもしれませんね。

 

新人看護師が自立神経が乱れてしまう原因とは?

 

では、新人看護師に多いと言われる自立神経失調症ですが、なぜそのようなことが起きてしまうのでしょうか。

 

その原因について見ていきましょう。

 

急な環境の変化

 

特に新人看護師であれば、学生から社会人として一気に環境が変化します。

 

そのため、これまでの生活とは180度異なるスタイルになってしまうことで、ストレスを受けやすくなってしまい体調を壊してしまいやすくなるのです。

 

新人看護師の場合、朝は情報収集のために一時間以上も前に出勤していたり、記録も時間がかかって結局夜遅くまで残っていたり、家に帰っても勉強や復習で休まることがなかなかできません。

 

いきなり忙しくなってしまう急激な環境の変化についていけずに、自律神経が乱れてしまうことがあるのです。

 

夜勤で生活リズムが乱れる

 

新人看護師であれば、まだまだ夜勤に入ること自体に慣れていないという方も多く、特に夜勤に入りたての頃は体調も崩しやすくなってしまいがちです。

 

看護師の人員体制が自体が少ないため、一人で多くの患者さんをみなければいけません。

 

先輩看護師も自分の業務があるので、日勤のように何かあったらすぐに先輩看護師に聞けるという環境ではないことから常に緊張状態の連続です。

 

夜勤が始まったことによって体内リズムが乱れてしまったことで、体調不良になってしまう新人看護師さんも少なくありません。

 

職場での過度なストレス

 

職場での緊張状態が続き、過度なストレスを気づかないうちに新人看護師は受けています。

 

時には仕事がなかなか覚えられずに先輩看護師から注意をされたりすることもあるでしょう。

 

また、看護師はミスが許されない職場で責任感も重い仕事です。

 

必要以上に新人看護師の頃はプレッシャーを感じやすく、知らず知らずのうちにストレスをため込んでしまうこともありますよ。

 

もともと体質的にストレスに過敏である

 

小さいころから緊張すると、お腹が痛くなったり、下痢をしてしまうようなタイプの人は、ストレスにもともと敏感なのかもしれませんね。

 

ストレスがすぐに身体への異常に表れることが多い人は、自立神経が乱れてしまいやすくなっています。

 

ノーと言えない性格である

 

頼まれたことは何でも引き受け、断れないタイプの性格の方は、ストレスを溜め込みやすくなっててしまいます。

 

こうしたことが性格的なことも要因で自立神経の乱れが起きてしまっているのかもしれません。

 

新人看護師が自立神経失調症かも・・・と思ったら?対処法まとめ

 

では、新人看護師が最近なんだか不調が続いている・・・、自立神経失調症かも?と思った場合にはどうすればいいのでしょうか?

 

症状に合わせて病院を受診する

 

病院を受診する場合には、身体的になんとなくだるくて頭痛がある・・・といった場合には一般内科を、生理が遅れている・・・といった場合には婦人科をといったように症状にあわせて科を選択するようにします。

 

また、精神的にストレスが大きいことが原因となっている・・・と思いう人は、一度は心療内科を受診しておくと安心です。

 

いずれにしても、症状が長引いてより深刻なううつ病や不眠などになってしまわないためにも、なるべく早く医師の指示を受けるようにしてくださいね。

 

あなたの心と身体が壊れてしまってからでは遅いので、早いうちに対処して軽い段階で治すようにしていきましょう。

 

休息・食生活・運動習慣を見直してみる

 

また、意識的に生活習慣を見直することも大切です。

 

新人看護師はなかなか休みの日もゆっくり休むことができませんが、なるべく、業務のことを忘れる時間を意識的に作ってリラックスできるあなたの時間を持つようにしてストレスの解消に努めるようにします。

 

また、休みの日でも寝だめをしすぎないようにしたりとできるだけ規則正しい生活を心掛けて、バランスの摂れた食事を意識するようにします。

 

自立神経を整えるのにいいといわれているのは、レバーやうなぎなどの含まれるビタミンAとほうれん草やカボチャ、ブロッコリーなどの緑黄色野菜に含まれるビタミンB群を摂るようにするといいですよ。

 

忙しすぎてバランスの摂れた食事が摂れない・・・という人は、必要に応じてサプリメントで不足しがちな栄養素を補うようにしてくださいね。

 

さらに、忙しい中でも夜寝る前にほんの5分だけでもストレッチをルーティンに取り入れるなど工夫してみるようにして、身体の血行をよくするように心がけてくださいね。

 

新人看護師で職場のストレスがひどい場合はどうする?

 

あまりにも職場のストレスからの自立神経失調症が続いている・・・という人は、体力と精神的な限界が来る前に転職サイトの利用がオススメです。

 

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