知らないと損!新人(第二新卒)看護師は緩和ケア病棟で働けるの?

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知らないと損!新人(第二新卒)看護師は緩和ケア病棟で働けるの?

 

看護師として緩和ケアに関わって仕事がしたいという思いを持っている人もいるかもしれませんね。

 

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一般的には緩和ケア病棟は、長く経験を積んできた中堅以上の看護師が配属されることの多い部署ですが、経験の浅い新人(第二新卒)看護師だけど働きたいという思いを持っている人は少なくありません。

 

まだ経験の浅くても緩和ケア病棟が気になっているという人のために、仕事内容や知っておいた方がいいことなどについてまとめてみました。

 

安易に緩和ケア病棟のある病院で働いてみたものの、結局のところなかなか配属してもらえなかったり、働いてみたけれど思っていたのと違った・・・ということがないようにチェックしておきましょう。

 

そもそも緩和ケア病棟ってどんな病棟なの?

 

緩和ケア病棟は、がんになった患者さんの様々な苦痛を取り除いて、その人らしい生活を送れるようにケアをしていくための病棟です。

 

がん患者さんは、病気によって痛みや吐き気、息苦しさといった様々な苦痛を伴っています。

 

看護師は、医師、薬剤師、作業療法士など他のスタッフとともに協力し合って、病気の治療を行おうのではなく、薬や注射などを使って苦痛を和らげるためのケアを行っていきます。

 

精神的な安らぎを患者さんに感じてもらえるようにどうすればいいのかということを考えることが看護師として大切になってきます。

 

緩和ケア病棟の看護師の仕事について

 

では、具体的に緩和ケア病棟で働く看護師はどんな仕事をしているのでしょうか?

 

看護師は、緩和ケア病棟で患者さんのバイタルを測ったり、点滴をしたり、与薬などを行って体調管理を行っています。

 

それだけではなく、がんの患者さんが自分らしく最期の日まで過ごすことができるように、患者さんの性格や習慣に合わせて看護計画を作成し、精神的なケアや食事の時間を考えたり、入浴の時間、散歩の時間なども個人レベルに落として考えていきます。

 

患者さんが精神的なストレスがなく最期を迎えられるように、何ができるのかということを常日頃考えながら接していく必要があるのです。

 

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また、看護師の仕事は患者さんを見ているだけではなく、そのご家族に対するサポートも必要になります。

 

患者さんが亡くなる前は、ご家族にとっても辛い時間になってくるため、辛い思いをしているご家族にも寄り添ったり、患者さんとの寄り添い方を伝えたりすることも看護師の役目になります。

 

看護師としての臨床経験がまだ浅い看護師の場合は、どうしてもどのように患者さんと向き合っていいのか、ご家族と接していいのかと戸惑うことも多く出てくることになります。

 

他の病棟では、患者さんが元気になって、退院していく姿を見る事もできますよね。

 

でも、緩和ケアでは看取ることばかりになってしまいます。

 

病棟自体は穏やかな時間が流れていますが、こうした患者さんの最期に何度も立ち会うことで、自分の無力感を感じたり、嫌気がさしたりと悩むこともあるのです。

 

緩和ケア病棟で働いている看護師は、こうしたことで落ち込んでしまうこともある…と最初から心得ておく必要があります。

 

ですが、緩和ケア病棟でも、看護師として長く経験を積んでいけば、患者さんの最期の瞬間に立ち会うことができるやりがいがある仕事と感じられたり、日々の患者さんの暮らしを支えることに責任感や誇りを持てる部分も出てきます。

 

他の一般病棟などに比べて、毎日時間に追われてバタバタと働くことは少なくなりますし、じっくりと一人の患者さんと向き合って働きたい、終末期医療に興味があるという方なら一度は経験してもいいかもしれませんね。

 

 

新人(第二新卒)看護師が緩和ケア病棟で働きたい場合はどうする?

 

今あなたが働いている病院やグループ病院に緩和ケア病棟があるのであれば、まずは自分の病院内で緩和ケア病棟への異動ができるのかどうか師長に相談してみるようにしましょう。

 

ただ、がん患者への看護経験の長い看護師が優先的に配属されることが多く、経験がまだ浅い場合には緩和ケア病棟への異動はすぐにはできないことも多いのであらかじめ心得ておきましょう。

 

なかなか緩和ケア病棟へ異動できそうにない・・・、緩和ケア病棟自体が働いている病院にはそもそもない・・・という方の方は、まずは、転職サイトを使ってコンサルタントに緩和ケア病棟についての募集状況を確認してみてくださいね。

 

緩和ケア病棟を持っている病院数は限られていて、がん看護にかかわってきた看護師から人気が高い部署でもあるため、求人自体が転職サイトに登録して初めて紹介してもらえる非公開求人に設定されていることがほとんどです。

 

緩和ケアを本当に学びたいという強い思いがあるのであれば、諦めずにまずは探してみるようにしてみてくださいね。

 

転職サイトを通すメリットの1つが、希望の配属先への配属交渉をあなたの代わりにしてもらえるところにあります。

 

積極的に活用して新人(第二新卒)看護師でも働ける緩和ケア病棟に空きがある病院を教えてもらいましょう。

 

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登録からその後のサポートまで完全無料で受けられるので安全で、決して無理な転職を勧められることはありません。

 

 

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