新人看護師へのパワハラの実態と上手に対処する方法
新人看護師さんの中には、職場でパワハラにあって悩んでいるという方も少なくありません。
新人看護師が辞めたいと思った時に、先輩看護師や、看護師長、主任、医師から受けてきたパワハラにはこんなものがありました。
<新人看護師が受けたパワハラの事例>
■身体に対してのパワハラ
イライラしている医師にペンを投げつけられてそれが身体にあたった。
医師に怒鳴られて壁の方へと追いやられた。
■精神的なパワハラ
先輩看護師に挨拶をしても、無視をされて会話をしてくれない。
先輩看護師に陰口を言われたり、ありもしない噂を流された。
師長から病院に何しに来ているの?あなた看護師向いてないわね。と他の同僚もいる前で言われた。
毎日のように、仕事ができなくて役に立たない…と無能として扱われていた。
先輩がしたミスを自分に責任があるかのように押し付けられた。
■プライベートを侵害しようとするパワハラ
新人が休み希望を出したら、その日に何があるのかしつこく師長に聞かれる。
病棟の医師から、言いたくないのに恋人の事をしつこく聞かれる。
このよなことがパワハラとして実際に病院で起きています。
あなたの職場では、大丈夫でしょうか?
もしかすると、入職した職場でパワハラが横行しているのに、だれも助けてくれない…と一人で抱え込んでしまっている方もいるかもしれませんね。
パワハラの被害を受けたらどうすればいいの?
では、パワハラ被害を受けたならどう対処すればいいのでしょうか?
まずは信頼できる人に相談を!
1人で抱え込まずに信頼できる人にまずは相談をしてみるようにしましょう。
もしあなたが同期に相談したのであれば、同期でも同じようなことをされているということが分かるかもしれませんし、被害を受けていないにしても、相談にのってくれたり、いざというときには協力してくれることもあるでしょう。
また、本当に解決したい場合には、師長に相談して特定の人物に注意を促してもらうといった対処も考えられますよ。
パワハラの記録を付けておこう!
毎日のようにパワハラが横行しているのであれば、いつどんなパワハラを受けたのか記録が残るようにメモで残しておくようにします。
それでも心配な場合には、録音をするなどの対処をしておきしょう。
証拠を残せば相手は、太刀打ちできません。
病院の人事部への相談を!
規模の大きい医療法人であれば、だいたいどこも看護師の人事部がありますよね。
人事担当者にパワハラについて相談をしてみることで、パワハラを行っている人に対して注意喚起や、処分といったことで解決してくれる場合もあります。
でももしかすると、パワハラをしている人が管理職だったりする場合には、人事部がどれだけの機能を果たしてくれるかは正直に言って疑問が残るところでもあります。
また、こうした相談をしたことによって、パワハラをしてくる相手との関係が悪化し、さらにひどい仕打ちをされるこということも無きにしもあらずです。
労働相談コーナーや法テラスで相談してみよう
職場への相談が心配なら、厚生労働省の労働局で労働相談コーナーか、日本司法支援センターの法テラスで無料相談ができるので利用してみましょう。
(※注意しておきたいことは、法テラスに限っては、基本的に弁護士の仲介になるので、弁護士を紹介してもらう場合には費用がかかります。)
職場を辞める
いざ、弁護士を紹介してもらって訴訟ともなれば、多額の費用もかかりますしかなりの時間を要します。
時間を無駄にしたくないのであれば、いっそのことパワハラが横行している職場を辞めるということも一つの手段です。
最後に
いずれにしても、パワハラを受けているのに、耐え続けている…ということが、一番精神的なダメージが大きいので何かしら行動を起こして解決するようにしてください。
我慢し続けていることで、ひどいストレスから心の病になってしまうことも大いにあるので気を付けてくださいね。
パワハラのある職場を辞めたい!パワハラから解放されたい!と考えている方は、転職サイトを使って効率的に職場を探してみましょう。
転職サイトでは、転職することにまだ迷いがあったり、将来の転職で考えているという方でも気軽に利用することができます。
必要であれば、コンサルタントから自分に合う環境の良い職場はどこか探してもらえたり、事前に知りたい職場の情報を教えてもらうことも可能です。
登録からその後のサポートまで完全無料で受けられるので安全です。
決して無理な転職を勧められることはありません。
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