第二新卒の看護師として精神科病院への転職ってどう？
第二新卒の看護師として精神科病院への転職ってどうなの？と考えている人も中にはいるのではないでしょうか。
でも、安易に精神科病院への転職を決めてしまうと、転職後にギャップを感じてしまいやすいところもあるので注意しなければいけません。
せっかく転職したのに早期退職してしまわない為にも、実際にどんな理由で第二新卒の看護師が転職先として精神科病院を選ぶのかや、精神科病院へ転職するなら注意しておきたいことなどまとめてみました。
第二新卒の看護師が精神科病院へ転職する理由って？
私がこれまで転職コンサルタントとして転職サポートをしてきた中には、第二新卒として精神科病院への転職を決めた人も多くいました。
では、実際にどんな理由で精神科病院を選んでいたかというと・・・
急性期病院からとにかく離れたい
第二新卒の看護師で精神科病院への転職する理由で最も多いのが、急性期病院から離れたいという理由です。
新人看護師として一旦は急性期病院に就職したものの、急性期病院での看護についていけなかったり、きつくて辞めてしまった・・・という人が選ぶ転職先としても精神科病院は人気があります。
精神科病院であれば、急性期のように業務に追われることが少なく、看護技術を行うこともほとんどありません。
そのため、落ち着いた看護ができる環境を探しているという人にとっては働きやすいようですね。
プライベートを優先した働き方がしたい
また、精神科病院の多くは残業が少ないところが多いのが特徴で、中にはほぼ定時できっちり上がれるようなところもあるほどです。
そのため、急性期病院のように突発的な残業が続くといったことが少なく、勤務の終了時間が読みやすいという特徴があります。
第二新卒の看護師として急性期に就職したものの、残業を減らしてもっとプライベートを充実させたいという人が精神科病院を選ぶことが多いですね。
患者さんとのコミュ二ケーションが好き、心理学に興味がある
患者さんとのコミュニケーションを取ることが好きでもっと深くかかわりたいと思っていた人や、心理学に興味がもともとあるという人の中にも精神科病院への転職を決める人が多いですね
精神科であれば、患者さんと長い時間をかけてコミュニケーションをとることができるので、じっくり関わりたいという人にはやりがいを感じられる職場です。
第二新卒の看護師が精神科病院へ転職するなら注意したいこと
では、第二新卒の看護師として精神科病院へ転職するなら注意すべきこととはどんなことがあるのでしょうか？
看護技術が学べない
精神科病院での看護師は、薬の管理業務が中心で、注射といった医療処置をする機会が一般科に比べても少なくなります。
そのため、看護技術の向上は望めないので第二新卒の看護師として転職する場合には注意しなければいけません。
将来的に急性期に戻りたいと思っても、また一から覚えなおさなければいけなくなるため、本当にこのタイミングでいいのかよく考えてみる必要があります。
精神に不安がある人には向いていない
自分自身が精神的に病みやすいという人にとっては精神科病院での勤務はあまり向いていません。
精神を病んでいる患者さんと深くかかわることで、自分自身が引き込まれてしまう人も実際に多いからです。
患者さんの言動にいちいち反応して落ち込んでしまったり、ネガティブになってしまうという人は気を付けた方がいいですね。
どちらかというと、仕事は仕事として割り切って働ける人の方が、案外、精神科病院では続けていきやすいので、自分の精神に不安があるという人はよく考えた上での転職が必要です。
第二新卒の看護師として精神科へ転職するべきか迷うなら？
第二新卒の看護師として精神科病院へ転職するのであれば、上記の注意すべきことをよく考えてみましょう。
まだ精神科病院へ転職するべきかどうか迷いがあるという人は、総合病院への精神科で働いてみるということも選択肢の一です。
潰しがきかない精神科病院よりも、万が一合わなかったときのために他の選択肢もあるのがいいところです。
いずれにしても、まだ経験の浅い看護師であれば、転職サイトのコンサルタントのサポートを付けておけば、本当に自分に合った転職先を探すお手伝いをしてもらえます。
精神科病院とほかの病院との併願をしながら考えていくこともできるので、せっかくなら転職のプロに頼ってみてくださいね。
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