大学病院から民間病院へ転職は危険!?【※注意点とは!?】
大学病院から民間病院への転職を安易に考えていると、転職してもすぐにギャップを感じてしまって辞めたい…となってしまうこともあるので危険です。
大学病院から民間病院への転職を考えているなら、それぞれの違いをよく理解したうえでの転職をおススメしています。
大学病院の看護師が民間病院へ転職したい時に気を付けたいこと
◆手技が身についていないかも!?
大学病院では、医療行為のほとんどが研修医を含めた医師が行っているので、点滴の挿入、ルート確保、胃管の挿入、筋注、静注、採血なども医師や研修医が行っていることもあります。
民間では当たり前のように看護師が行っていることも、大学病院の看護師は経験していないために、転職をした時に手技が身についていないということが起こりえるのです。
大学病院でしか経験がない看護師であれば、たとえ主任クラスでさえ採血をしたことがないという方もいるくらいです。
大学病院から民間病院へ転職する場合には、初めて学ぶことも多くあるので、改めて基礎から学ぶという心構えで転職する方がいいでしょう。
◆いろいろな疾患を持つ患者さんを看護することになる
大学病院では業務が細分化されていて、特定の疾患を持つ患者さんが一つの病棟に混在していることが多いです。そうしたさまざまな疾患を持っている患者さんを看護することになるので、幅広く勉強もしなければいけません。
◆院長や理事、看護師長などの方針が変わることもある
民間でも比較的規模の小さい民間病院であれば、上の立場の人の指示一つでそれまでのやり方が180度変わることもあります。
大学病院ではマニュアルに沿ってということが多かったかもしれませんが、民間では柔軟に上の人たちに合わせて対応することも求められます。
◆民間病院によっては、経営が不安定で給与があまり出ないことも
民間病院によっては、病院の経営状態があまりよくなく、賞与が思っていたよりも出なかったということがあります。
◆民間病院によっては、教育体制が整っていない病院もある
大学病院では、先輩看護師にとにかく付いてもらってミッチリ教え込まれていたかもしれませんが、民間病院によっては教育体制が不十分な病院がまだまだあります。
そうした病院に転職してしまうと、経験が1年くらいの看護師だったとしても、中途として扱われ放置されることもあるので気を付けましょう。
◆医療設備が整っていないことも
民間病院に比べて、大学病院では医療設備がしっかりと整っているので清潔管理も徹底されていると思います。
そのため、大学から民間に転職するときに、古い設備を扱うことに戸惑ったり、清潔管理のやり方にギャップを感じてしまうこともあるかもしれません。
◆民間ではベテラン看護師の方が多い病院もあります
大学病院は、同じ年代の同期も数十人単位で一緒に働いていたかもしれいませんが、民間では同年代の看護師が少なく、同じチームの中に同年代の人がいなかったり、年上のベテラン看護師ばかりの病院もたくさんあります。
雰囲気が多少違ってくると思うので、面接時の見学でそのあたりの雰囲気も感じ取りましょう。
こうしたことをしっかりと理解したうえで、もっと看護師として技術を上げたい!看護師としての手技を幅広く身に付けたい!という方は、ぜひ民間病院への転職活動を開始してみましょう。
大学病院から民間病院への転職をするには、民間病院の中でも自分に合った病院を見つけて選ぶことがとても大切ですよ。
ギャップは必ずあるということを理解して、民間病院でもしっかりと見極めて選んでくださいね。
大学病院から民間病院への転職を考えた時に、民間病院でも数が多くてどの病院が自分にとって働きやすいのか分かりにくいですよね。
それなら、事前に内部の情報を教えてもらえる、看護師の転職サイトを利用すると効率的です。
転職サイトでは、転職することにまだ迷いがあったり、将来の転職で考えているという方でも気軽にコンサルタントに相談することができます。
必要であれば、事前に職場の内部情報も教えてもらえて、あなたに合った職場を数ある求人の中から選んでもらうことも可能です。
登録からその後のサポートまで完全無料で受けられるので安全で、決して無理な転職を勧められることはありません。
民間病院への転職は見極めがとにかく大切です!!!
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