新人看護師で受け持ち人数が多すぎる・・・そんな時はどうすれば!?
新人看護師で受け持ち人数が多すぎる・・・と悩んでいませんか?
受け持ち人数が多すぎるあまりに、その日にやるべき業務が回らない状態で苦労している新人看護師さんも毎年必ず出てきます。
本当はもっと一人一人の患者さんの話を聞いたり看たいといった思いがあるにも関わらず、受け持ちが多すぎるあまりにやりたい看護ができない・・・と悩んでいたり、いつも記録は業務時間外になってしまうなんて当たり前・・・という人もいるようですね。
日勤でも終わるのが20時、21時近くまでになっていませんか?
働いている病院の看護体制が7:1を取っているはずなのに、受け持ち人数が10人を超えるような受け持ちをしているといった環境で働いている人もいるほどです。
あなたの働いている職場での受け持ち人数は適正でしょうか?
受け持ち人数が多すぎると危険なことも!?
新人看護師で受け持ちの人数があまりに多すぎると、業務自体が回らなくなってしまいいっぱいいっぱいになってしまうことがよくあります。
早く業務を終わらせたいにも関わらずいつも時間ばかりが過ぎていく・・・となっていませんか?
特に高齢者が多い病棟で働いている人であれば、不穏対応やトイレや食事介助、ナースコールに時間を取られて追われてしまうこともあるでしょう。
さらに、緊急入院があったりと入退院の激しい病棟であればあるほど、こうした環境で新人看護師が焦ってパニックなってしまう・・・ということもあるのではないでしょうか?
転職コンサルタントとして様々な新人看護師さんの悩み相談を受けてきましたが、受け持ち人数が多すぎるあまりに実際にインシデントを起こしてしまった人もいました。
ただ一度きりのインシデントではなく何度も繰り返してしまったことで、先輩看護師からの信用を失ってしまった・・・という人からの相談を受けたこともあります。
経験がある看護師でさえも、受け持ち人数が多すぎることでミスをしないか不安・・・という人が多い中で、まだ経験の浅い新人看護師が通常よりも受け持ちが多ければ怖くなるのは当然です。
実際にインシデントを起こしてしまったりしたのであれば、自分自身を信用できなくなってしまったり、落ち込んでしまって辞めたい・・・と感じてしまうことも出てきてしまいます。
では、一体、受け持ち人数が多すぎな職場で働いている看護師はどうすればいいのでしょうか?
受け持ち人数が多すぎて不安な場合はどうすればいい?
あなたが仕事をする中で、このままの状態が続いていけばいつかはインシデントを起こしてしまうかもしれない・・・という気持ちが出てきたら危険信号です。
そのままの状態で働き続けていると、いつかあなた自身の心や体が破たんしてしまいかねません。
重大なインシデントを起こしてしまってからでは遅いということもあるので、そういった気持ちが出てきた時にはなるべく早く師長にあなたがいっぱいいっぱの状態であるということを相談して、受け持ちを減らしてもらうといった対応をしてもらうようにしましょう。
あなた自身が声をあげなければ、今の状態は続いていきますよ。
ただ、看護師の人数自体が不足しているような病棟だからこそ、経験の浅い新人看護師にも多くの受け持ちをさせているといった状況の病院もあります。
そのため、実際には勇気をもって師長に相談してみたところで、他の先輩看護師もいっぱいいっぱいな状態なので受け持ちを減らすわけにはいかない・・・といった職場もあります。
師長に相談してみたものの対処してもらえないような状況の場合には、あなた自身の職場自体を見直してみる良い機会になるかもしれませんね。
病院によって、看護師が適正な受け持ち人数の患者を看れているところもあれば、そうではないところもあります。
本当にあなたがやりたい看護ができる職場はないのか、この機会に一度探してみてくださいね。
受け持ち人数が多すぎて辞めたい看護師へ・・・
看護師の転職サイトを使えば、本当の意味での看護体制が整った病院を探すことが可能です。
過去に転職実績のある病院であれば、転職者に実際にリサーチをかけて今の病棟の体制についても詳しく教えてもらうといったことも可能です。
また、退職者がかなり出ていて人手不足な状態の病院の情報も入ってくるので、そういった病院を紹介されるようなこともありません。
あなた自身が転職自体にまだ迷いがあったり、将来の転職で考えているといった場合でも転職サイトを利用できます。
受け持ち人数が多すぎてミスをしないか不安な人は、将来の情報収集を始めてみてくださいね。
よく読まれる記事
- 長時間労働とサービス残業
- 新人看護師で月に残業時間が40時間を超えていたり、残業代も満額もらえていない!!とお悩みの方は多いです。残業がほとんどないような病院で働く新人看護師もいるのをご存知ですか?
- 放置されている・教えてもらえない
- 新人看護師で「放置されている・・・、教えてもらえない・・・」と悩んでいませんか?看護の基礎の土台をつくる新人看護師の時期を台無しにしてしまうことも!放置されている・・・と感じた時の対処法を3つまとめてみました。病院の教育体制に問題があると感じている人はチェックしておいてくださいね。
- 研修や勉強会が多すぎる
- 研修や勉強会が多すぎて、もう嫌だ!!と叫びたくなる新人看護師さんもいるでしょう。研修への参加が法律で義務づけられているって!?離職防止のためどころか、新人看護師が辞める原因になっているのです。
- ローテーション研修がつらい・・・
- 病院によっては、新人看護師のローテーション研修を取り入れている所も多くあります。このローテーション研修で回った部署で、必要以上の厳しい指導を受けたり、中にはイジメにあってつらい思いをしてしまっている新人看護師さんも少なくありません。
- プライベートな時間がない・・・
- 忙しすぎてプライベートの時間もない…。新人看護師に多いこの悩み、プライベートを充実させている看護師とできない看護師の違いとは?
- 激務で心が折れそう・・・
- 毎日処置や対応に追われるし、毎日残業ばかり…。激務で心が折れそう…という新人看護師が増えています。あまりにも激務な職場は、無理に働いても長続きしないことも多いですよ。もう心が折れてしまいそうな時に見直したいことをまとめてみました。
- 時間管理が上手にできるコツ
- 時間管理が苦手で業務が時間内に終わらせることができない…、記録にも時間がかかってしまう…。時間管理が苦手な新人看護師さんでも、8つのコツを押さえればうまくできるようになります。
- 休憩が取れない・・・
- 休憩時間が取れない・・・と悩んでいませんか?業務に追われて休憩が取れない看護師は、一体どうすればいいの!?慢性化しているような状態なら、師長に訴えるか職場を見直してみる必要があるかもしれません。
- パートナーシップ(PNS)方式
- 比較的、新しい看護方式のパートナーシップ・ナーシング・システム(PNS)で現場は大混乱になっている!?組んだペアと合わなくて、ストレスとなっている方まで。PNSのメリット・デメリットについて。
- 休み希望を出すのはいけない?
- 新人看護師だって希望休をもらいたい!ということはありますよね?新人看護師が休み希望を出して、希望休をもらうコツは、できるだけ○○と○○することです。
- ワークライフバランスはありえない!?
- 毎日残業ばかりで看護師にワークライフバランスなんてありえない!!望む未来を手に入れるために、新人看護師だってワークライフバランスを考えてもいいのではないでしょうか?
- 子持ちに理解がない職場・・・
- あなたの職場では子育て中の看護師に理解はありますか?子どもが熱を出しても帰りにくい・・・、残業が多くて帰れない・・・と悩んでいませんか?元コンサルタントが教える新人看護師が子育てと両立できる職場はココ!
- 医師からのセクハラ
- 医師から執拗なセクハラを受けていて、一人で抱え込んでいませんか?セクハラ問題を重要視しない病院が嫌になり、辞めてしまう看護師も少なくありません。セクハラは絶対に許されるべきではありません!
- 病院が赤字経営
- 病院の赤字経営でボーナスカット!先輩看護師も辞めていく・・・。困るのは新人看護師のあなたです!赤字状態がキッカケで転職する看護師は多く、できるだけ早く動かなければ、満足な教育を受けられなかったり、将来大きな収入格差がうまれてしまいます。
- 有給休暇が取れない
- 入職前の病院の説明会では、看護師はみんな有給を使って海外旅行をしていると聞いていたのに、実際には有給休暇を使えない!なんてこともよくあります。新人看護師は有給休暇は取れないのでしょうか?
- 給料が安くて割りに合わない
- こんなに働いているのに給料が割りに合っていない!と悩んでいませんか?実は、給料が安い病院で働いている看護師も少なくありません。看護師の給料が安くて割りに合わない時にはどうするのが正解?
- 新人看護師が辞めない職場
- 新人看護師にとって働きやすい職場ってどんなところなの!?新人看護師が辞めない職場環境について、7年間の転職コンサルタント経験からまとめてみました。