要注意!新人(第二新卒)看護師が透析室への転職で失敗するパターン

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要注意!新人(第二新卒)看護師が透析室への転職で失敗するパターン

 

新人(第二新卒)看護師さんは、透析看護ってどんなイメージをお持ちでしょうか?

 

透析は夜勤はなくて日勤だけだから病棟よりは楽そう!とイメージをしている方もいるかもしれませんね。

 

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でも、まだ経験の浅い新人(第二新卒)看護師が、安易に病棟から透析室への転職を決めてしまうと失敗してしまうこともあるので注意が必要です。

 

ここでは、新人(第二新卒)看護師が透析室への転職で失敗するケースを見ておきましょう。

 

新人(第二新卒)看護師が透析室への転職で失敗するパターン

 

①ルーティングの業務がつまらなく感じてしまった

 

透析室の看護師の仕事は、穿刺や機械の操作に慣れてしまうと同じような業務が中心になってきます。

 

最初のうちは、穿刺のやり方や機械の操作を覚えることに必死でやりがいも感じることはあるのですが、だんだんと長く勤務していくと、なんだからつまらない…と感じてしまう方もいるので飽きっぽいという人は気を付けなければいけません。

 

②患者さんとのトラブルで嫌になる

 

透析は、病棟に比べて閉鎖的な空間の中で業務を行いますが、患者さんは、週3回以上の透析の治療や飲水制限を受けていることもありストレスもかかっているためにイライラしてしまう・・・といった人も中にはいます。

 

そのため、穿刺を失敗してしまったことで怒られてしまったり、患者さんにストレスをぶつけられてしまうといったことも・・・。

 

透析の場合は、癖のあるたとえ患者さんがいたとしても、長く付き合っていかないといけないために、人間関係のトラブルで原因で辞めてしまうという看護師さんも実は多いんです。

 

 

③高収入というだけで転職してしまった

 

透析室の求人は、日勤だけでも高収入をもらえるところが多いですよね。

 

たとえ遅い時間のところでも、22時くらいまでというところが多く夜勤はありません。

 

一般的に夜勤のない内科クリニックなどでは、平均的な年収は380万円前後になりますが、透析室や透析クリニックの平均は年収450万前後となります。

 

経済的な理由や、お子さんがいてどうしても夜勤に入れないという方なら、飛びついてもいいかもしれませんが、夜勤なくて高収入をもらえるから透析がいい!というだけで決めてしまわないようによく考えてみましょう。

 

④基本的な医療スキルが落ちてしまう

 

人工透析科は、非常に専門性の高い仕事になるため、長年勤めていることで、基本的な病棟で行うような医療行為のスキルは低下したり忘れてしまったりしてしまいます。

 

将来的には他科の病棟へ再度、転職したいという方にとっては、長年勤めていることで難しくなってしまうこともあります。

 

透析で長年続けている方は、この先も他の透析室への転職を考えるというような方が多くなります。

 

 

 

透析クリニックや透析室への転職を成功させるには?

 

透析室への転職失敗パターンを見てきましたが、透析看護師として転職を成功させるのはどうすればいいのでしょうか。

 

①透析看護師として専門性を高めていきたい方にオススメ

 

透析看護にもともと興味があったり、透析看護師として専門性を高めたいという方にはとても向いています。

 

将来的に、透析看護認定看護師や、透析技術認定士、透析療法指導看護師といった資格を取得してスキルアップに努めることも可能です。

 

ゆくゆく病棟に戻ることはもう考えていないのであれば、透析看護師としてぜひ専門性を高めていきましょう。

 

②日勤高収入の条件が譲れない方にはオススメ

 

シングルマザーの看護師の方や、お子さんがいて夜勤に入れないという方、病棟は体力的にきつくてこの先、働くつもりはないという方にとっては、透析室や透析クリニックはオススメです。

 

業務がルーティンワークになろうとも、多少患者さんに癖があってトラブルに巻き込まれようとも、自分に譲れない条件があるという方は本当に強いです。

 

③転職サイトのサポートを受ける

 

自分に透析看護が向いているのか分からない方や、残業や人間関係などの職場の内部情報について事前に知ってから転職したい方は、看護師専門の転職サイトを利用してコンサルタントを付けることがオススメです。

 

透析室や透析クリニックへの転職は、実は看護師の離職率が高い転職先でもあります。

 

長く働く人は長く働き続けるのですが、合う合わないがはっきりと分かれる職場でもあります。

 

だからこそ、転職サイトを間に挟むことによって、デメリットになることも教えてもらった上での転職を心掛けましょう。

 

実際に見学をしてみてやっぱり違うかも・・・と方向性を変える人もいるくらいです。

 

 

コンサルタントはこれまでに何人もの転職をサポートしてきたプロなので、看護師以上に看護師の職場について詳しいです。

 

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転職サイトでは、転職することにまだ迷いがあったり、将来の転職で考えているという方でも気軽に利用することができます。

 

必要であれば、コンサルタントから自分に合う職場はどこか探してもらえたり、事前に知りたい職場の情報を教えてもらうことも可能です。

 

登録からその後のサポートまで完全無料で受けられるので安全で、決して無理な転職を勧められることはありません。

 

>>>新人(第二新卒)看護師の転職に強い転職サイトをまとめています

 

 

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