新人看護師のオリエンテーションで緊張のあまり体調壊す・・・
厳しい実習も乗り越えて看護学校を卒業し、はるばる新人看護師としてデビューをしたものの、オリエンテーションですでに体調を壊してしまう新人看護師さんが続出しています。
中には緊張のあまりオリエンテーションで泣いてしまったり、吐き気や動悸がしてふらふらになってしまったりと具合が悪くなってしまう方も少なくありません。
真面目な方ほど、看護師として働く責任感や、看護師として一人前になるための厳しい指導に耐えていけるのだろうか、職場に馴染めるのかといった不安など様々な思いが頭をめぐって緊張してしまいます。
もし、オリエンテーションですでに緊張のあまり体調を壊してしまっていても、決してあなただけではありませんよ。
緊張しすぎて体調を壊してしまいオリエンテーションの内容なんて、何一つ覚えられなかったという方もいるかもしれませんね。
新人看護師のオリエンテーションってどんなことしている?
大きな病院であれば、新人看護師のオリエンテーションは数日間に渡って続くことがあります。
最初は理事や院長、看護部長といった上の方からの病院の理念や遠隔、地域での病院の在りかたといったお話を受け、その後は、院内を案内してもらったり、機材の説明や物品がどこにあるかや、パソコンの操作方法などと簡単に先輩看護師から教えられると思います。
また、採血や吸引、移送といった基礎的な看護技術の演習を行うところもあるようですね。
新人教育の体制がしっかりしているところほど、割りとタイトに予定が詰まっているのでオリエンテーションだけで、「もういきなり大変!!!」と感じた方もいるかもしれません。
オリエンテーションでたくさんの事を教えられたけど、緊張しすぎたり、配属先がどこになるのかだけが気になって、何も覚えていないという方も多いかもしれませんが、ほとんどの方がオリエンテーションでのことは覚えていません。
先輩看護師も自分自身の経験からそれはよくわかっていることなので、オリエンテーションで教えられたことについては、自分の覚えられることだけ覚えておけば問題ありませんよ。
それよりも、新人看護師のオリエンテーションではその場の雰囲気に慣れるということに徹して、あまりあれこれと頭を悩まさないようにしておきましょう。
どうしても、配属先について気になったり、この先厳しい指導に耐えていけるのか、怖い先輩にいじめられないか…といった不安があるのであれば、とにかく今この瞬間に集中する!ということを忘れないで下さい。
あれこれとこれから起こる未来に不安を覚えることは、結局は取り越し苦労となってしまいます。
オリエンテーションでは場の空気に馴染めばいい!それだけで十分と言い聞かせてあげてくださいね。
あなたは既に、看護学校での厳しい臨床実習も乗り越えてきた方なんですから、自分は大丈夫と心の中で何度も唱えてみてください。
オリエンテーションが終わって業務が始まれば、緊張している暇もないほどの忙しさが待っています。
でももし、病院に行けないほど具合が悪く、体調を壊してしまっているのであれば、師長さんに相談して休ませてもらうということも一つです。
最初につまずいてしまったらいけない!と無理をしすぎないことが肝心です。
実際に業務についてからが本番なので、オリエンテーションの間に体調を整えておくということが何よりも大切ですよ。
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