看護師で「休憩が取れない・・・」と悩んでいる場合の対処法
- 日勤のお昼休憩がほとんど取れない・・・
- 休憩がないまま働いているけれど残業手当も出ない・・・
- 休憩が取れなくて疲労がたまっている・・・
あなたの働いている病院では、休憩時間は取れていますか?
だいたいどこの病院でも常勤として勤務していれば、日勤で1時間しっかりとお昼に休憩時間が設けられていますが、実際には、業務の忙しさや人手不足などによって休憩が短かったり、ほとんど休憩が取れないような職場もあります。
また、病院の風潮として経験のあるベテランの看護師だけがしっかりと1時間の休憩を取っていて、新人看護師は30分くらいしか取らせてもらえないといったところもあるようです。
休憩がしっかりと取れていないとリフレッシュもできないので、ストレスも疲れもたまりやすくなってしまいますよね。
休憩時間にしっかりと休息をとれないことで、その後の勤務でヒヤリやミスをしやすくなってしまうこともあり、こうした十分な休息を取れていないような職場で働いている看護師は本当に注意しなければいけません。
休憩時間が取れない場合はどうすればいい?
では、休憩時間が取れなくて悩んでいる場合にはどうすればいいのでしょうか?
どのようにすれば、この状況を改善できるのでしょうか?
どうしても業務が終わらずに休憩時間を削ってでも患者さんの看護にあたらなければいけない場合も多少はありますが、単純に病棟自体が常に忙しく人手不足などの影響で自分の休憩時間が減ってしまっている・・・というような状況か慢性化しているような場合もあることでしょう。
そのような場合には、師長に相談をして現状を報告し、ミスをしない為にもしっかりと休憩を取らせてほしい・・・という声を現場から上げていく必要があります。
一人で伝えるだけでは勇気がいりますが、あなただけが休憩が取れていない・・・というわけではないはずですから、他のスタッフと一緒に当然の権利として伝えていく必要があります。
一般的に労働時間が8時間以上の場合には、休憩時間を1時間取るようにと義務付けられているのでその点を主張してみるようにしてみましょう。
休憩時間が働く時間になるのであれば、本来であれば残業手当をもらえる権利もあるはずですからね。
それでも、休憩時間が取れないような状況が続いているのであれば、病院の体制として問題があるのかもしれません。
病院によっては、スタッフにしっかりと休憩を取るように推奨しているような病院もあれば、そうではない労働環境が悪い病院も残念ながらいまだに存在します。
なかなか昔からの体制として根付いてしまっていて、特に新人看護師といった若い看護師が馬車馬のように働かされているような現場もあります。
休憩時間が取れないような職場で働き続けるのが辛い・・・と感じるのであれば、一度は自分の働く病院の労働環境を見直してみるようにしましょう。
休憩時間がどれくらい取れていないのか・・・によりますが、状況が慢性化していてあなたにとって許容範囲を超えていると感じる場合には他の病院も視野に入れてみてもいいですね。
看護師が休憩時間が取れる病院の見つけ方
では、看護師にとって労働環境が整っている病院はどのように見つければいいのでしょうか?
休憩時間にしっかりと看護師が休憩を取れているのか・・・といった現場の声を知りたい場合には、看護師の転職サイトを使うことで教えてもらうことができますよ。
看護師の定着率もよく働きやすい労働環境が整った病院もありますから、まずは、あなたの職場の現状をコンサルタントに相談してみるようにしてくださいね。
必要であれば、自分に合う職場はどこか探してもらえたり、事前に知りたい職場の情報を教えてもらうことも可能です。
登録からその後のサポートまで完全無料で受けられるので安全で、決して無理な転職を勧められることはありません。
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