看護師が訪問入浴の仕事をするメリット・デメリットって?
訪問入浴って具体的にどんなことをしているの?と気になっている新人看護師さんもいるかもしれませんね。
日勤のみで高収入が得られるとあって、体力に自信のある看護師に人気がある仕事の1つとなっています。
ここでは、新人看護師なら知っておきたい訪問入浴の看護師の仕事内容と働くメリット・デメリットをチェックしておきましょう。
訪問入浴の看護師の仕事って?
訪問入浴の仕事は、看護師がヘルパーと一緒に利用者さんのお宅をまわって訪問し、入浴を介助する仕事のことです。
看護師は利用者さんがその日に入浴ができるかどうかをバイタルチェックを行って確認し、入浴ができる状態だと判断できればその後すぐに介助を行います。
衣服を脱がせてヘルパーと一緒になって介助を行ったり、利用者さんの状態観察や皮膚の観察、終わった後は、衣服を着せて必要な消毒などを行います。
利用者さんいとってみれば、お風呂に入るリラックスできる時間ですから、時間管理をし素早く入浴介助をしながらもリフレッシュしてもらえるように雰囲気作りも欠かせません。
会社にもよりますが、だいたい一日に5件~7件くらいのお宅を訪問し、時間内にヘルパーと協力しあって介助にあたっていくのが看護師の仕事です。
移動は車でヘルパーとチームになってまわっていき、車中は次の訪問宅のカルテを確認したり、記録をしたりといった時間にあてることが多いです。
看護師が訪問入浴の仕事をするメリットって?
日勤のみでそれなりの給料がもられる
訪問日勤のみの仕事で、8:30~17:30といった働き方ができる仕事でもあるので、日勤のみで医療行為をしたくないという人にはいいですね。
医療行為をする必要がない
訪問入浴の仕事は介護の仕事ですから、看護師は訪問卓では医療行為は基本的にできません。
あくまでも、利用者さんがその日にお風呂に入れるかどうかの確認をすることと、介助をすることが仕事です。
病院のように医師の指示のもとで動いたり、訪問看護のように訪問後に処置を行ったりということがないので、医療行為から離れたいという人には働きやすいですね。
残業が少ないのでプライベートが充実
一日に決まった訪問先をまわることができれば、時間内にきっちりと終わることもできるのが訪問入浴の仕事です。
残業が少ないので、プライベートも充実できますね。
チームとして動くやりがいを感じられる
訪問入浴の仕事は、看護師がヘルパーとタッグを組んで仕事を進めていきます。
一日に訪問する件数が決まっているので、時間通りに素早く終わらせなければ次の訪問先にも迷惑をかけてしまうことになってしまいます。
そのため、件数をこなしていくうちに自然とチームとして結束力が高まったり、チームとして動くやりがいを感じたりする人も多いですよ。
看護師が訪問入浴の仕事をするデメリットって?
体力勝負になってしまう
訪問入浴の介助には、力仕事になるので体力勝負になってしまいます。
体力に自信がある看護師ならいいのですが、そうではない場合、肉体的にもきつい仕事となってしまうでしょう。
看護師としての成長を感じられないことも
看護師としての医療行為がないので、働きながら物足りなさを感じてしまう看護師も少なくはありません。
中には、看護師がこの仕事をしていてもいいのだろうか?と疑問に感じてしまう人もいるため、割り切って働ける人がいいですね。
業務中は時間に追われてしまう
その日にまわる件数にもよりますが、だいたい1件のお宅で40分前後で終わらせる必要が出てくるので、素早く準備し介助をする必要があります。
チームで協力しながら時間との戦いになってくるので、要領をつかんで慣れるまではしんどいかもしれませんね。
いかがでしたでしょうか?
訪問入浴の仕事には、メリットもあればデメリットもあります。
日勤のみで働ける仕事の1つで、事業所によりけりですが経験の浅い新人看護師でも働くことは可能です。
常勤として採用しているところもあれば、非常勤のアルバイトとして採用している場合もあります。
気になる方はチェックしてみるといいですね。
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