新人看護師が日勤のみで働きたい!【※日勤常勤の求人は見つかる?】
今は夜勤も入って働いているけれど、本当は日勤だけの仕事がしたい・・・という思いはありませんか?
実は新人看護師さんの中には、夜勤に入って働くことがどうしても合わなくて日勤のみで働くことを選択する方も少なくはありません。
では、どんな理由で日勤のみで働くスタイルを選択しているのでしょうか?
新人看護師が日勤のみで働きたい理由
新人看護師は常勤で夜勤に入ることが当然とされているのが看護師の世界ではありますが、
- 夜勤に入ることで体調を壊してしまいがち・・・
- 夜勤があると家庭との両立ができない・・・
- 夜は寝て朝に起きるという普通の生活がしたい・・・
- 急変のある夜勤が苦手でトラウマになっている・・・
- 看護師の人数が少ない夜勤は責任感が重すぎる・・・
- 子供がいるので夜は家にいたい・・・ etc
こうした様々な理由から夜勤に入ることを辞めて、日勤のみで働くことを選択する方も多いんですよ。
あなたはどのような理由から日勤のみで働くことを希望しているのでしょうか?
看護師の日勤常勤という働き方について
看護師が日勤のみで常勤として働きたい場合、日勤常勤という扱いで転職する必要性が出てきます。
日勤常勤とは、常勤交代勤務の夜勤がない働き方のことを指します。
夜勤手当はつきませんが、常勤としての勤務になるので日勤常勤であってもしっかりと賞与(ボーナス)ももらえますし、有給休暇も常勤交代勤務と同じように付与されます。
だから、夜勤に入りたくないけれど、パートやアルバイトでは働きたくない・・・という方が、この日勤常勤というスタイルで働いていますね。
経験の浅い新人看護師でも日勤常勤で働けるの?
日勤常勤の求人は、多くの看護師から人気があり、日勤のみのパートやアルバイトに比べても求人数は少ない傾向にあります。
ではなぜ日勤常勤の求人が少なくなるのかというと、基本的に病院であれば、常勤として看護師を雇う場合に夜勤も入ってくれる看護師を望むことが多いからです。
日勤常勤の看護師が増えれば増えるほど、看護師長がシフトを組む時に苦労してしまいシフトが回らない・・・ということにもなりかねません。
そのため、看護師は採用したいけれど日勤常勤で働く看護師の人数はできるだけ抑えたい・・・というのが本音なんですよね。
特に、病院の日勤常勤の求人は求人が出ていた場合でもすぐに埋まってしまうこともあるため、なるべく良い求人に出会えたらすぐにアクションを起こすことが大切ですね。
また、経験の浅い看護師だからといって日勤常勤で働けないということはありません。
経験がまだ3年未満の第二新卒の看護師であっても、日勤常勤として転職に成功した方は私もたくさん見てきましたよ。
新人看護師でも働ける日勤のみの職場
まだ経験の浅い新人看護師でも働ける日勤常勤の求人が出る職場としては、
病棟の日勤常勤
人手不足になっている病棟でも時々、日勤常勤の看護師を採用するケースがあります。
ただ、その時々の病棟の状況によって変わるので、募集が出ていても一時的に出しているということがほとんどです。
また、人手不足の病棟になる傾向があるので、日勤だけでも仕事自体は忙しくなりやすいので注意しなければいけません。
週5日、忙しい日勤でも続けられるかどうかというこをよく考える必要がありますよ。
オペ室もまた日勤常勤を希望する看護師が選択する職場の1つです。オペ室の求人は比較的多く、新人看護師で未経験でも歓迎されることが多いです。
最初は器具類や機械についての名前から覚えるなど苦労はするのですが、日勤常勤としてオペ室の看護師ができるようになれば転職にも今後強くなりますよ。
クリニックによりけりではありますが、経験の浅い第二新卒の看護師を採用している美容外科クリニックも最近では増えてきました。
中には、新卒看護師も採用し始めているところも出てきているほどですから、それなりに教育体制が整っているところへ転職すれば経験が浅くても問題はありません。
基本的には、美容外科といってもオペ室勤務になるので、美容外科が本当にやりたいのかどうか、オペ室の看護師として働いていきたいかどうかが肝心ですね。
日勤常勤でそれなりに高給与も出るため看護師に非常に人気があるのですが、ギャップを感じて辞めてしまう看護師も多いのでしっかりと事前に仕事内容についてすり合わせをする必要があります。
クリニックもまた日勤常勤として働ける職場ですね。
ただ、経験のある即戦力として外来をすぐに回せるような看護師を希望されるケースが多いので、新人看護師にとっては採用の時点で不利にはなります。
ただ、院長によってはまだまだ柔軟性のあるような第二新卒の看護師を長期キャリアの形成をするためにも雇いたいケースもあります。
第二新卒の看護師でも受け入れいてるクリニックに出会えるかどうかがポイントですね。
病院の外来で日勤常勤で募集されるケースもあります。
最近は人件費削減のためか外来はパート求人が多くなりがちなので、外来の日勤常勤求人が出ればすぐに問い合わせをしてみるといいかもしれませんね。
介護施設でも求人を探せば、日勤常勤の求人が見つかります。
あなたの経験によって受け入れてもらえるかどうかは施設次第なところが大きいので、情報収集から始めてみるようにしましょう。
透析にクリニックは、臨床経験が少ない新人看護師でも働ける職場です。
透析クリニックはママさんナースを中心に人気のある職場の1つでもあり、専門性を身に付けることが可能です。
日勤だけの仕事でも比較的給与設定自体が高いところもあるので、夜勤には入りたくはないけれど給与は維持したいといった人向きですね。
ルーティン業務が中心で日勤常勤として働ける職場の1つです。
ただし、健診センター自体が体力的にも楽に働けるとあって、夜勤に入りたくないどの世代の看護師からも非常に人気の高い職場の1つになります。
そういった意味では新人看護師にとっては健診センターへの転職は少しハードルが高いかもしれません。
ひと昔前までは臨床経験のある看護師が求められていましたが、最近では在宅看護の必要性が高まってきていることもあって、経験の浅い新人看護師であっても受け入れ体制を整えている訪問看護ステーションも出てきました。
日勤のみでも給与が比較的高い傾向もあり、新人看護師として働ける訪問看護ステーションも増えて生きているので、興味のある方は挑戦してみてもいいかもしれませんね。
その名前の通り、利用者のお宅を訪問して入浴介助をする仕事です。
看護師としては利用者さんが入浴できる状態かどうかをバイタルチェックなどをして確認した上で判断し、入浴可能な場合であればヘルパーと一緒になって入浴を行います。
基本的には、介護サービスの扱いになるので看護師は医療行為を行うことはできません。
ただ、訪問入浴も日勤のみの仕事で常勤の求人で高収入が得られるとあって、体力に自信がある方や医療行為はしたくないという看護師に人気があります。
新人看護師が日勤のみで働くにはどうする?
新人看護師が希望するような日勤常勤の求人を見つけたい場合、看護師の転職サイトは2~3サイトは最低でも登録しておくことが必須です。
もともと日勤常勤の求人数が少なく流動的になるため、どこの転職サイトで出てくるかは分かりません。
転職サイトによって持っている求人数も異なれば、種類も違うことが多々あるので、こればかりは面倒でも機会損失をしない為にも手を広げておく必要があります。
もし私があなたの立場で日勤のみの求人を探しているのであれば、複数の転職サイトに登録をしていておいて、コンサルタントから連絡があったときに、「夜勤は絶対に入れないので、第二新卒の看護師でも働ける日勤常勤の求人を全て紹介してほしい。」という要望を伝えておきますね。
そうすれば、後はコンサルタントからの求人情報を待つだけなので、もらった求人を比較検討をして気になったものに関してだけさらに詳しい情報を教えてもらうようにします。
あなたが本当に長く働き続けたいと思えるような日勤の仕事が見つけられるといいですね!
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