新人看護師が休職をしてしまったらどうすればいい?
新人看護師が鬱病や適応障害になったり、体調を壊してしまって休職を取るケースが毎年かなりの人数見受けられます。
このページを訪問して下さった方も、もしかすると、これから休職を取ることになっていたり、休職を取るべきか悩んだりしている方もいるのではないでしょうか?
もしもあなたが医師から休職を取った方がいいと言われたのであれば、すみやかに診断書を書いてもらって、職場に提出することです。
看護師は責任感が強い真面目な方が多いので、自分が倒れてしまうまで無理して働き続けてしまうことがありますから十分に気を付けてくださいね。
看護師の転職サイトのコンサルタント相談には、そうした心と身体を病んでしまった新人看護師さんが来られることも多いんですよ。
そのたびに私は、どうしてこんなになるまで病院側は気づかないのだろう、もっと良い方向で新人看護師を育てることができたら、新人看護師さんは心も身体も壊さなかったはずなのに・・・と毎回思うこともありました。
それぞれの病院によって、状況もさまざまで看護師不足で人手が足りてないがゆえに、新人看護師を指導することに手が回らなかったりということもあります。
中には、人間関係が異常に悪くて新人看護師に対してのイジメが横行しているような職場もあります。
そのせいで、新人看護師が看護師として一人前になる前に潰れてしまう・・・ようなことがあるのには、本当に心が痛みましたね。
一度、職場が原因でうつ病や適応障害になってしまうと、看護師さんの中には同じ職場に戻ること自体がトラウマになってしまうこともあります。
鬱病や適応障害になってしまった新人看護師さんは、何が原因なのかははっきりと自覚できているものです。
ほとんどの場合が、職場の人間関係や看護業務の忙しさ、夜勤などで体調を崩してしまったりという人たちです。
だから、同じ職場に復帰するということは滅多にありません。
中には、病棟異動をして同じ病院に復帰された方もいるのですが、あまり長くは続きませんでした。
看護師の転職サイトでは、そうした心と身体を病んでしまった新人看護師さんを支援する環境が整っています。
常にアンテナをはって、どこの地域にお住まいの方ならどこの病院が新人看護師さんが辞めずに働き続けられているかという情報をデータとして把握しています。
私は7年間にわたって転職サイトで主に新人看護師さんの転職担当として働いてきましたが、新人看護師さんがほとんど離職しないような定着率の良い病院は確かに存在しました。
そのような病院なら、一度、看護師として働くことがトラウマになってしまっている看護師さんでも続けていくことができているのです。
だから、今は将来に対して焦る気持ちもあると思いますが大丈夫ですよ。
新人看護師さんで悩み苦しんできた方ほど、患者さんの気持ちに寄り添える素晴らしい看護師さんにみなさん成長していかれています。
7年間もこの仕事をしていると、そうした新人看護師さんがなんとも頼もしい看護師さんになっていかれる姿を見ることができるのですよね。
ここでは、新人看護師さんが1年以内に休職をしたり、休職を繰り返したりしながら、今後の看護師としての歩み方をどうすればいいのか悩んでいる方にとって、解決になるような記事を書いています。
良かったら参考に読んでみてくださいね。