新人看護師が重症心身障害児施設・病棟で働くメリット・デメリット

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新人看護師が重症心身障害児(者)施設・病棟で働くメリット・デメリット

 

人数は比較的少なくなりますが、新人看護師として重症心身障害児(者)施設や病棟で働いている人も中にはいるのではないでしょうか?

 

あるいは、これから重症心身障害児(者)施設や病棟へ異動をしたり、転職をしたいと考えている方もいるかもしれませんね。

 

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ここでは、重症心身障害児(者)施設や病棟で働く看護師の仕事内容やメリット・デメリットについてまとめてみました。

 

転職を考えていたり、働きたいと思っている方は、ただ、メリットだけではなくてしっかりとデメリットになることも理解しておくようにしましょう。

 

重症心身障害児(者)の看護って?

 

重症心身障害児(者)施設や病棟で働く看護師は、重度の知的障害や身体障害を持った患者さんのケアや日常生活の援助を行います。

 

乳幼児から高齢者までと年齢層は幅広く、食事の介助や入浴介助、おむつ交換といった介護的な仕事が中心になります。

 

障害によってうまく話せない方も多いので、その中で看護師として日常的にコミュニケーションを取りながら、ちょっとした異常はないか、変化はないかといったことを表情を見ながら観察し生活のための援助を行うことが必要となります。

 

特に、重心児にいたっては自分から苦痛を伝えることが困難なので、ほんの少しの表情や変化を読み取らなければいけません。

 

重症心身障害児(者)施設・病棟で働くメリットって?

 

精神的プレッシャーが少ない

 

重心障害児者の看護は、疾患の状態も落ち着いていることがほとんどなので、急性期のようにすぐに命に直結するようなことがありません。

 

施設や病棟によっては、呼吸器や導尿、経管栄養といったことも行われることもありますが、その頻度は非常に少なく多くの職場では医療的な行為もほとんどありません。

 

そのため、急性期のような臨機応変に対処しなければいけない職場と比べては、精神的なプレッシャーが少なくなります。

 

一人ひとりの患者さんと深く関われる

 

重心障害児者の看護は、長期にわたって患者さん、入所者と深くかかわっていくことになります。

 

重心児であれば、時には親のような気持ちで接しながら成長を見守ることができるのもやりがいの1つとなります。

 

医療行為だけで終わってしまって患者さんとじっくり向き合った看護ができないと考える人にとっては、やりがいを感じる部分となります。

 

残業が比較的少なくプライベートが充実できる

 

職場によりけりな部分ではありますが、ほぼ定時で上がれるようなところや比較的残業が少ないとったところも多いので、プライベートも充実しやすく家庭との両立をしながら働きたいといった人にも向いています。

 

重症心身障害児(者)施設・病棟で働くデメリットって?

 

看護技術が向上しない

 

重心児者の看護は、主に日常生活のケアや援助が仕事です。

 

介護的なことがほとんどになるので、採血や投薬といった行為も一般病棟に比べればほとんどする機会がありません。

 

そのため、看護師としての技術の向上がなかなかできないために、このまま働き続けていてもいいのか・・・、看護師の仕事として物足りない・・・といった壁にぶち当たる人も出てきます。

 

力仕事になりやすい

 

看護師であっても入浴介助やトランスファー、体位交換など介護的な仕事が多いので重労働に感じてしまう人もいます。

 

足腰が弱い人にとっては、辛い環境になってしまうこともあるかもしれません。

 

中には、もともと何もなかった人でも、腰痛や肩を痛めてしまったり・・・という方もいるので注意が必要です。

 

行事などの参加が多い

 

入所者の方のための行事やイベントなどへの参加も多く、一緒に盛り上げたりといったことも時には必要です。

 

こうしたことが好きな方はいいのですが、苦手なタイプの人にとっては苦痛になることもあります。

 

 

新人看護師として重症心身障害児(者)施設・病棟へ転職する場合の注意点

 

新人看護師として重心看護がしたいと考えている人は、必ずデメリットになる部分も理解した上での転職が必要です。

 

まだ経験の浅い新人看護師が重心看護から学ぶことで、看護師としてこのままでいいのか・・・と感じる人は多く、中には、自ら望んで重心を選んだものの、もっと看護を学びたいといって急性期病院へ転職をする人もいるほどです。

 

新人看護師の場合には、基礎になる看護技術を学ぶ機会が減ってしまうので、本当に今の経験のままで重心看護で働いてもいいのかどうかをよく考えた上で転職するようにしましょう。

 

 

デメリットも理解した上でも転職をしたい!気になる!という人は、本当にあなたが働きたいと思えるような職場があるかまずは探してみてくださいね。

 

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