良いのか悪いのか!?新人看護師のパートナーシップ制度

良いのか悪いのか!?新人看護師のパートナーシップ方式

良いのか悪いのか!?新人看護師のパートナーシップ(PNS)方式

 

最近、病院で増えつつある新しい看護師方式の一つ、「パートナーシップシステム」ですが、導入されたことで混乱が起きている病院もあるようですね。

 

新人看護師,パートナーシップ

 

パートナーシップ・ナーシング・システムは、PNSとも呼ばれていて、福井大学医学部付属病院の看護部が一番初めにスタートさせたシステムのことです。

 

どういうものかというと、2人の看護師がパートナーになって、受け持ちの患者さんに対して、お互いが協力しあいながら看護業務を行っていく看護方式のことです。

 

このシステムは、看護師の人員が豊富にいるところでしか成り立たず、そもそも、2人同日にシフトも組むことは難しいので、病院によっては、パートナーが固定にはならずに当日の勤務者の中から日替わりパートナーのようになっているところもあるようです。

 

PNSのメリット、デメリットはどんなところになるのでしょうか?

 

PNSのメリット

  • 判断やアセスメントに疑問があっても、2人で確認し合ったり相談したりできる。
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  • 1人が業務をしている間に、もう1人は記録を付けるなどをして業務の短縮につながっている。
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  • 昼休憩を交代で取る場合には、引き継ぎもしやすく、どこまでケアが終わっているのかが分かりやすく業務を組み立てやすい。
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  • 新人看護師にとっては、相談できる相手がいるため1人で判断せずに済むので安心感が持てる。
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  • 先輩看護師が患者さんにどう接しているのかを新人看護師が学びやすい。

 

PNSのデメリット

  • お互いに相手が終わっているだろうと思っていたことが、できていなかった事でインシデントにつながることもある。
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  • 日替わりパートナーであれば、人によって判断が変わってくるために新人看護師が混乱してしまう。
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  • 当日の出勤者でパートナーを組むところは、パートナーに選ばれない人が出てくるために、選ばない人が疎外感を感じてしまう。
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  • 気が合わないパートナーと組むことで、意見が合わなかったり衝突がうまれる。
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  • 相手次第では逆にストレスになってしまう。
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  • 新人看護師と経験豊富な看護師がパートナーを組むと、経験のある看護師の業務負担が大きくなる。
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  • パートナーが仕事ができる人だと、新人看護師が依存してしまって成長が鈍くなる。
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  • 管理職がしっかりPNSをマネージメントできていないと混乱をまねいてしまう。

 

以上のように、パートナーシップ・ナーシング・システムには、良いところも悪いところも両方あります。

 

ご自身の職場ではいかがでしょうか?

 

上手く機能していればいいですが、パートナーシップが導入されたことで混乱に陥っているところも見受けられます。

 

導入されてから間もないところだと、混乱が生じているところもあるので、転職するなら導入されてから1年以上は経過しているところの方が落ち着いていて働きやすくなると思いますよ。

 

 

もし、これから転職を考えているのであれば、自分の転職先の看護方式が、PNSを取り入れているのか、固定チームナーシングなのか、プライマリーナーシングなのかといったことくらいは、予め確認しておく方がいいですね。

 

 

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