焦りで何も手につかなくなる
新人看護師の中には、やるべきことが多すぎて焦ってしまい、ミスをしたり逆に何も手につかないという方がいます。
新人看護師が仕事上で焦ってしまうときはどんなとき?
- 他の同期はうまく先輩看護師と馴染めているのに、自分はミスをしたり怒られてばかりいるとき
- 急性期の展開の早さについていくことができないとき
- ミスを起こしてしまってさらに焦る
- 常に評価されていて、自分に自信を持つことができない
- 急変対応でできない、分からない…という気持ちから緊張で頭が真っ白に
- 先輩がてきぱき動いているのをみると自信をなくし、焦って何もできなくなる
- 自分に自信が持てなくて常に焦ってしまう
- 不器用なために緊張して手が震えるとき
このように、新人看護師は、仕事上で様々な焦りを感じながら働くことも多いのです。
では、新人看護師が焦らずに仕事に向き合うためには何が必要でしょうか?
他の同期と比べて焦ってしまうということは、自分の中心を他者に置いている状態にあるといえます。
他人である同期と比べるのではなく、過去の自分と比べるようにしましょう。
昨日の自分より、今日の自分という考え方を持てるようになれば、ほかの人と比べてどうかということは気にならなくなるはずです。
焦っている状態というのは、優先順位が自分の中で整理できていない時に焦ります。
だったら、自分の中で今日はこれとこれとこれをやると、タスクを決めておくのです。
それでもやることが多すぎるのであれば、「今日本当にこれだけをやらなければ自分はダメだ…もう死んでしまう…。」と思うようなことを考えてみてからにしてみましょう。
焦ること自体で、仕事がスムーズにいくこともありますが、焦りすぎているというのは頭がそれだけでいっぱいになり、ミスも起こしてしまいがちです。
まずは今日の最優先事項を考えてみることにしましょう。
自分が焦ってしまったことによって、ミスを起こしてしまったりしやすい方は、焦って早く仕事を終わらせなければいけない!という頭になっているのでしょう。
仕事の早さも大切ですが、まずは焦らずにゆっくりと正確さを優先してみてはいかがでしょうか。
よく言われるのは、看護師の1年目で成長が遅かった人は、ゆっくり丁寧に仕事をこなすことができるので後になっても身に着けたことを忘れることがなかったり、慣れからのミスも少なくなる傾向にあるそうですよ。
新人看護師のうちは、できなくて当たり前です。少なくとも、3年は看護師として働かないと一人前になったと言われません。
だから、ある意味、新人のうちはできなくて当たり前!という開き直りも大切です。
もちろん、少しずつでも知識を付けていくことは大切ですが、最初から100%でやらなければいけないと思わないようにしてみませんか?
知識や技術に不安があるのであれば、看護学の雑誌や書籍を購入して知識を増やしたり、何度も何度も読み込んだりして、自分自身も努力をしてみましょう。
自分がこれだけやったと思えたら、結果として自分の自信にもつながりますよ。
新人看護師として先輩看護師に怒られているうちが華です。
この1年を目の前の仕事にとことん向き合ってみてくださいね。
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