新人看護師の転職で面接前に押さえるべきポイント!
新人看護師さんなら、今回が初めての転職だという方も多いのではないでしょうか?
大切な転職の面接対策をおろそかにしてしまったことで、採用側の印象を悪くしてしまい最悪なケースでは不合格…となってしまうことがあるのが新人看護師の転職です。
特に、1年未満で早期退職する場合は、採用側からしてみれば、うちにきても続けていけるだろうか??という目で見られていることがほとんどです。
病院はどこも看護師不足だから、面接で落ちるはずはない!なんて思っていると、案外バッサリ落とされてしまうということもあるものです。
退職理由は応えられますか?
入職時においては聞かれなかった退職理由ですが、転職においては必ず聞かれます。
そして、採用側としても一番知りたいポイントでもあります。
その場の雰囲気で答えればいいかなと思っていても、面接で緊張してしまってうまくは話すことができずに、前職の不平不満をつらつらと言ってしまうことだけは避けましょう。
不平不満を並べてしまうと、採用側としてはこの新人看護師はうちに来ても同じように不平不満を持ったまま働いていくのかな?と思われてしまうので、退職理由で前職の悪口を言わないようにしなければいけません。
志望動機は言えますか?
どうして転職希望先のの医療機関の面接受けたのか、何に興味を持って受けることに至ったのかについて応えられるようにしておきましょう。
志望動機を応えられるようにするためには、転職先についてあらかじめ調べておく必要があります。
面接や見学をしていない段階で志望動機を伝えることは難しいかもしれませんが、病院のホームページを見れば、病院の理念や、看護部のページ、先輩看護師のメッセージなどが掲載されているところもほとんどです。
各医療機関のそうした部分を読んだり調べたりしながら、自分はこういうところに魅かれた!ということを書き出してみましょう。
書き出したポイントをもとに志望動機をあらかじめ応えられるように練習しておくようにしてくださいね。
採用する側からしてみれば、面接を受ける前からいろいろ調べて興味を持ってくれている看護師なら、積極的に採用したいという考えになりやすいですよ。
もともとはどうして看護師になったの?
新人看護師さんの転職においては、どうして看護師になったのか?ということもよく聞かれます。
もう一度、看護学校に入学する前から思い出して、自分が看護師になった理由をよく思い返してみるといいですよ。
看護学校を卒業して一番初めに入職した病院で、看護師としての大変な現実を知ったけれど、再出発して頑張りたいという思いにつなげるようにお話しできればバッチリです。
あなたの長所と短所は?
これも転職でよく書かれる鉄板の質問です。
自分の長所と短所を聞かれてすぐに答えることはできますか?
短所も短所で言いっ放しにするのではなく、ポジティブな言い方に置き換えるということも必要ですよ。
転職してやりたいことや希望している配属先などはありますか?
これも新人看護師の転職においてよく聞かれる質問です。
特にありませんと答えてしまうと、あ、この看護師はうちにはあまり興味がないんだな…と思われてしまいます。
たとえ、希望する科がなかったりやりたいことが分からなかったとしてもあらかじめ準備をして考えておきましょう。
希望する科や配属先がないのであれば、こんな自分でもできるところで精一杯頑張ろうと思っているとやる気をアピールしておけば問題ありません。
自己PRをどうぞ!
最後に自己PRをお願いしますと言われたら、さらっと答えることはできるでしょうか?
事前に準備をしておかないと、自己PR?う~ん…と言って無言になってしまったりしてしまうかもしれません。
最初の入職した病院でつまずいてしまった分、次の転職先では看護師として一人前になれるように頑張ることを決めているのでよろしくお願いいたします!というような熱意を伝えて終わりましょう。
以上のようなことを、事前に面接前に準備しておくといいでしょう。
退職を考えている看護師さんへ
履歴書や面接の対策に悩んでいませんか?
そんな方には、看護師の転職サイトの利用がオススメです。
あなたに合った転職先を見つけてくれるだけではなく、転職サイトでは、コンサルタントが履歴書や面接での答え方について、的確にアドバイスをしてくれることをご存知でしょうか?
自分一人で考えてもどう書けばいいのか分からない、面接で退職理由を聞かれたらどうすればいいの?という方は、一度相談しておくようにしましょう。
面接の服装や身だしなみ、持ち物について
ちなみに、面接ではできるだけ清潔感を心がけて、第一印象がいいようにしておく必要がありますよ。
見た目がすべてではありませんが、面接では第一印象が良いか悪いかによっても左右されてしまいます。
面接当日はどうしても緊張していて焦ってしまいがちなので、なるべく当日までに必要なものを用意しておくようにしましょう。
そうすれば、当時も心にも余裕が生まれてくるはずです。
面接時の服装や身だしなみって?
ここでは、看護師の転職時の面接における服装や身だしなみについてチェックしておきましょう。
- 面接では黒や紺、グレー、ベージュといった落ち着いた色味の上下のスーツが望ましいです。スカートやパンツはどちらでも構いません。中は白のシャツでしっかりとアイロンもあててシワのないように準備しておきましょう。
- ヒールは少し太めで低めの黒のパンプスを履くようにして、汚れがあれば磨いておきます。
- 暑い日であれば、上着を手に持っておき面接前に着るようにします。逆に、寒い日であれば、地味な色味のトレンチコートやコートが理想的です。当日は病院に入る直前に外で脱ぐのがエチケットです。
- 鞄も地味な黒やベージュなどの色目の鞄でそろえるといいでしょう。できれば、履歴書を折らずに入れられるような大き目のものにし、地面においたときに鞄が自立できるようなものの方が好ましいです。
- 髪の毛が長い方は、一つにまとめておきお辞儀をした時に顔にかからないようにしておきます。
- メイクはナチュラルメイクを心がけ、マスカラやアイシャドウで派手にならないように気を付けます。
- ピアスやネックレスといったアクセサリーを避け、ビジネスシーンにふさわしい腕時計をつけるようにしましょう。
- ネイルをしていたりするのであれば、面接当日までにきれいに落とすようにしておきます。香水もつける必要はありません。
- ストッキングは黒タイツなどではなく面接時にはヌーディーベージュが好ましいです。万が一、面接に行く途中で敗れてしまうこともあるので、コンビニなどで買うこともできますが、予備のストッキングを入れておくと安心ですね。
面接当日の持ち物って?
- 履歴書(※事前にコンサルタントが預かる場合もあります。)
- 看護師免許のコピー(※事前にコンサルタントが預かる場合もあります。)
- 筆記用具
- メモ帳、もしくは、手帳
- 財布
- ハンカチ
- ティッシュ
- 化粧用ポーチ(※面接前にメイクをチェック)
- 小さめの折り畳み傘
- 病院までの地図(※スマフォで見れる方は不要)
- ストッキング(※伝線した時用の予備用)
- 携帯(面接の前に必ず電源OFFにしましょう。)
面接対策でつまずいているなら
早期退職してしまったことで、転職先がなかなか決まらなかったり、面接対策を自分でしていてもなかなかどう答えていいのか分からない…と堂々巡りを続けているのであれば、転職サイトのコンサルタントに相談してみましょう。
数々の面接に同席してきたコンサルタントは、面接で聞かれる質問やどう答えればいいかということを熟知しているものです。
医療機関の情報も事前に知っている事を教えてもらえるので、志望動機を考えるときの材料にもなりますよ。
事前に一緒に面接対策をしてもらえれば、当日に何を聞かれても安心ですよね。
万が一、面接当日に緊張で固まってしまった場合には、コンサルタントが同席していることが多いので、緊張をほぐしてくれたり、看護師の代弁をしてくれることもあります。(※医療機関によっては、コンサルタントの同席不可のところもあります。)
私もたくさんの新人看護師さんの面接で同席してきましたが、新人看護師の転職においては、再出発して看護師として一人前になりたい!再出発をして新しい気持ちで頑張りたい!と熱意をアピールできる方が面接通過をされています。
新人看護師の場合は、どうしても経験やスキルということでアピールが難しいですから、しっかりとやる気を見せるようにしましょうね!
面接の準備は転職サイトのコンサルタントに頼って大丈夫!!
新人看護師さんの転職は、事前の面接対策をしているかどうかが、とても重要です。
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